半月板損傷とは?
皆様こんにちは?
本日は、「半月板損傷」についてご紹介させていただきます。
そもそも半月板って何?という方もいらっしゃるかもしれないので、半月板について説明させていただきます。
膝関節の大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)の間にある線維軟骨で、
内側と外側のそれぞれにあり、膝にかかる荷重を分散したり、衝撃を吸収したりする働きを持っています。
いわゆる骨のクッションのような役割をしてくれています。
半月板が損傷すると痛みが生じ、運動をした時の痛みや、
膝を曲げ伸ばしした際の引っかかり感といった症状が出現します。
若い方にも起こり得る症状で、スポーツをしている時に痛めてしまったり、
重いものを持った時など、ある動作で突然起こる可能性もあります。
「半月板が損傷したら、どうしたらいいのか?」
一般的には、
①半月板切除術 や ②半月板縫合術
などが保険診療では提案されます。
ただし、それぞれにはメリット、デメリットがあります?
①半月板切除術
傷んだ部分は取ってしまおう!ということで、半月板が損傷して
ささくれのようになっている部分のみを取り除いて綺麗な部分のみを残したり、
全て手術により切除するという方法もあります。
痛みの原因の部分がなくなるので、一時的に痛みは緩和されますが、
骨のクッション成分がなくなることで、骨の衝撃が強くなり
変形性膝関節症を進行してしまう
というリスクがあります!!
②半月板縫合術
傷んだ部分、亀裂が入っている部分をつなぎ合わせて縫ってしまおう!というように、
縫い合わせることが可能で、自然治癒が見込める部位の損傷に対しては半月板縫合術が行われます。
こちらも一時的に痛みが落ち着くこともありますが、再断裂してしまう可能性があります。
半月板は膝の骨を守る大切なクッションとなるので、できるだけ取り除かずに
綺麗な状態に近づけて残しておく ということが大切です!
そのために有効となるのが、当院の再生医療です?
再生医療により、半月板の状態も改善する、痛みの緩和ができる可能性があります。
変形性膝関節症が進行してしまうリスクや、再断裂等のリスクもない安全な治療となります?
(※効果には個人差があります)
同じように悩まれている方がいらっしゃれば、一度ご相談くださいませ?